胸郭出口症候群の治療法


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胸郭出口症候群には、その原因によって「肋鎖症候群」「斜角筋症候群」「過外転症候群」「頚肋症候群」という4種類に分かれます。


 胸郭出口症候群治療は、病状が軽度の場合、運動療法が主流になります。

 具体的には、肩甲骨を上げて、筋肉を強化するトレーニングを行います。

 また、日常生活をする上での動作の注意点としては、腕を下げて行う作業や、首の不良姿勢で行う動作をなるべく避けて、できるだけ重たい物を持ったり挙げたりしないように指導を行います。また筋肉を緩めるために、軽い運動をすすめることもあります。

 リハビリテーションとしては温熱療法、ストレッチ、筋力強化訓練も指導されることがあります。

 また、装具療法として肩甲帯支持バンドを着用させることもあります。


 それでも運動療法で効果が見られない場合は手術をすることもあります。

 その場合は、閉塞している狭い部位を広げるため、第1肋骨や余分な骨を切除します。

 また、動脈の閉塞の場合は、まれに血行再建術も行われることがあります。


 胸郭出口症候群による痛みに対しては、抗炎症剤、筋弛緩剤などが処方されますが、自律神経様症状に対しては抗不安剤も投与されることがあります。

 また、場合によっては、星状神経節ブロックなどの神経ブロック療法も行われることがあります。