慢性疲労症候群の治療


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慢性疲労症候群の治療は、基礎疾患が認められず、また臨床検査上異常がない原因不明の病気なので、完全な治療法は確立されていないのが現状です。ですので、患者個々に応じた対症療法が必要になってきます。

また、投薬治療の現場においては、主に抗ウイルス薬や免疫グロブリン・免疫調節剤・ビタミン剤などが使用されます。場合によっては、抗精神薬や睡眠導入剤・消炎鎮痛剤も併用されることがありますが、慢性疲労症候群の治療における安全性や有効性はまだ確立されていませんので確実に回復するかどうかは疑問の余地があります。

 このほか、インターフェロンや抗ウイルス薬を使った治療法も多く試みられていますが、こちらもほとんど効果が出ていないのが現状です。

 月見草オイルやフィッシュオイルなどのサプリメント、ビタミン剤なども、多量に投与することはよく行われますが、有益性はまだ証明されていません。

こちらも確実ではありませんが、実績として、硫酸マグネシウムの筋肉注射により病状が改善する例は少数あるようです。

 それ以外の治療法として、薬物の投与に頼るのではなく、メンタル面、精神面を回復させることとして、同時に患者の不安を取り除くために、カウンセリングも行われることがあります。

 また、個人またはグループでの行動療法といった心理療法も有益なのです。

 また、運動療法として、ウオーキング、ジョギング、水泳、サイクリング、などの軽〜中度の有酸素運動を、医師の指示の下で行うことにより、疲労感を軽減させることができ、身体機能を高めることができます

 尚、慢性疲労症候群の患者は、男性:女性=1:3の比率になっています。 女性に多いのが特徴です。また、子供にも病状は起こるため、精神的な疲労感が原因で、不登校に陥っている場合もあります。

 いずれにしても、まずは医師と相談の上で、十分な休養を取ると共に、適切な治療を行ってください。